わたしがトレーニングを受けていた先生のことば
セラピーにはどんなイメージでをお持ちでしょうか?
一緒に泣いてくれる
一緒に怒ってくれる
別の道を提案してれる
才能を見出してくれる
優しく寄り添ってなぐさめてくれる
心を楽にするもの
とわたしはこんなイメージを持っていました。
実際はというと
その通りでした。
でもそれが良かったのは傷が深いときでした。
ずっと優しく優しくされているとそこから離れたくないみたいな。
どっぷりはまっていたのは4年くらいでしょうか。
わたしはとにかく人間関係にいつも悩んでいました。
友達はいたんですがなんとなく報われないような誰といてもさみしいような気持ちでした。
はじめは占いやスピリチュアルに熱心に通ってました。
そこから心理学系のセミナーに行きだしました。
本当にいろんな流派があります。
どの流派にもカリスマ的な存在の先生がいます。
そして弱っていると崇めてしまうものですね。
どの先生の言葉も素晴らしく思えて、何の疑いもなく取り込んでいました。
ちょっと人との関係で悩むと聞きにいく、ちょっとあぶない状態でもありますね。
でも崇めてもいいと思うんです。
一時的ならですが。
一緒に悲しいんだねと誰かに寄り添ってもらうと悲しくなくなる。
傷がいえてくる、そんな瞬間があります。
だんだんと自分の気持ちに自分で寄り添うことができるようになります。
そして、あるときすばらしい先生の言葉もいらなくなります。
どんな素晴らしい言葉も厳密にはその人もので、その人のフィルターを通って発せられる言葉なんですよね。
人生思い通りにいかなくても、なんとかなると思えるようになります。
自分の足で立っていればいいと思います。
ことしもあと3日ですね。
しっかり立って踏ん張っていきたいと思います。