すべての道はローマに通ず

持ち物を減らしてシンプルライフを目指している40代独身。これからの人生設計を模索中。

霊能者みたいな人

先日、宇宙の法則を熱く語る人に出会った。出会う人は、出会う出来事も全部自分が選んで生まれてきてると。心底信じているようだった。生まれる前の記憶があるかのうだ。生まれてから体験したことをそういう風に意味づけしていったのだと思う。

でもあなたは霊能者なの?

 

全部を否定する気はない。不思議なご縁やめぐりあわせみたいなものはあると思う。

 

けれど私はいまだに何かが、ひっかかってる。

それはそれを語る自分に酔っている様。何かを悟り私はわかる、みたいなスタンスを取っている様子がちょっと受け入れにくい感じ。

 

受け入れにくいから受け入れなくて流せばいい。

 

 

以前にもそんな風な人に出会ったことがある。その人は過去からの家族のつながりなどをセラピーする人で私に「あなたは父親を受け入れないと一生お金に苦労する亅と言ってセミナー参加を促した。

 

その当時私はセミナージプシーになっていて、貯金が底をついていたのにキャッシングして、その人の言うがままなところがあった。30万ほどだからそれほど大きくはない金額だけれどキャッシングまでというのがおかしな心理状態になっていたと思う。

 

なんとくな心理の世界には借金してでも行く方が本気みたいな風潮が流れている。そこまでした人には突然臨時収入が入るとか、信じがたい、信じたい話を聞く。

その時私もそれをうっすら信じていたように思う。おかしいと思いながら。

 

初めて出会った時に、仕事出来そうね、みたいなことを言われ、その人を理解者のような導いてくれる人のように思うようになっていった。

けれど少しして自分が腑に落ちてないことに気づく。

 

なぜ未来をそんなに断言できるのか。

父を受け入れるってどういう意味?

多分当時悩んでばかりいた私の中に、そう言わせるものを発していたのだと思う。

悔しいのはどちらの霊能者の予言のようなかことを言う人に反論できずにいたことだ。

 

前者はまぁ思うなら思えばという感じ、でも後者は時々思いだし、いまでもメールしてどのような根拠があって人を貶めるような事を言うのかと言いたい。

恐怖心を煽りセミナーに参加させようとした霊能者(霊能者ではない)のその人に。